学習ガイド
小学生の算数のつまずきと教え方を解説する学習ガイド。くり上がり・九九・分数など、家庭で使える教え方のコツと無料の練習プリントを紹介します。
写真で丸つけをする機能は、どこまで当たるのか ― 手書き714か所で測りました
diglabo には、解き終えたプリントを写真に撮ると自動で丸つけをする機能があります。機械が読み違えたらどうなるのか。手書きの答え714か所で実際に測った結果と、まだ直せていないことを公開します。
倍数と約数の教え方 ― 「12の約数」で1と12が抜ける理由
12の約数を書かせると2、3、4、6で止まり、1と12が抜ける。原因は計算力ではなく、約数をどこまで探せばよいかが決まっていないことです。集合として見わたす教え方をまとめました。
速さが割合より一段むずかしい理由 ― 種類の違う量を1つにする
分速300mと時速12kmはどちらが速いか。手が止まるのは計算力ではありません。長さと時間という種類の違う量を1つにする、小学算数で初めての発想だからです。組み立て方をまとめました。
九九が言えても筆算でつまずく理由 ― かけ算の筆算の手順
九九は合っているのに筆算の答えが合わない。どこに書くか、くり上がりをいつ足すかという書き方の手順が、九九とは別の力だからです。位取りの見せ方と練習の順をまとめました。
たし算・ひき算の筆算のつまずき ― 「23+4」で位がずれる理由
23+4を筆算にすると、4を十の位の下に書いてしまう。1年生でくり上がりができた子が2年生で出会うつまずきです。位をそろえる意味の伝え方と、くり上がりの回数で段階を分ける進め方をまとめました。
「かけたのに小さくなる」の正体 ― 分数のかけ算・わり算
かけ算なのに答えが小さくなり、わり算なのに大きくなる。整数で通用していた感覚がひっくり返る場面が続きます。意味の作り直され方と、帯分数の段階でつまずかない進め方をまとめました。
通分・約分のつまずき ― 「大きさを変えずに形を変える」が伝わらない
分数のつまずきは、3年生の意味の理解と5年生の手続きとで別物です。通分で分母だけ書き換えて分子を置き去りにするのは後者。大きさが変わらない理由の見せ方をまとめました。
「向きが違うと三角形じゃない」と言われたら ― 図形の性質の見分け方
とがった先が横を向いているだけで「三角形じゃない」と言う。形の名前を見た目の印象で覚えているサインです。辺の数と長さで見分ける教え方を、2年生から4年生まで順にまとめました。
面積の教え方 ― マス目を数える体験と公式をつなぐ
マス目を数えて求めていた子が、あるとき式だけで答えを書くようになります。数えた体験と式がそこで切れると、組み合わせた形や単位の言いかえで崩れます。つなぎ直し方をまとめました。
わり算の筆算の教え方 ― 「たてる・かける・ひく・おろす」の直し方
わり算の筆算でつまずく子の多くは、九九ではありません。4つの動作のどれか1つを、毎回どこかで飛ばしています。止まっている場所の見つけ方と、動作ごとの直し方をまとめました。
diglaboのプリントは日本のカリキュラムで作っています ― 5つの言語で公開している理由
diglaboの教材は日本の学習指導要領に沿って作り、5言語で公開しています。国によって算数の教える順序は違いますが、共通する部分も多くあります。いまの方針と、これから考えていることをまとめました。
くり上がりのあるたし算の教え方 ― 「10のまとまり」でつまずきを解消する
8+5で指が足りなくなって止まってしまう。原因は「10の合成・分解」が自動化されていないことです。学習指導要領の解説で確かめた教え方と、家庭でできる練習の順番をまとめました。
くり下がりのあるひき算の教え方 ― たし算より難しい理由と乗り越え方
「13-5」はくり上がりの「8+5」より格段に難しい計算です。なぜ難しいのかを整理し、「10から引く」感覚を家庭で育てる手順と練習プリントの使い方をまとめました。
九九の覚え方 ― 丸暗記だけに頼らない進め方と、つまずきやすい段
九九は「唱えて覚える」だけだと、6・7・8の段で失速しがちです。覚えやすい段の順番、つまずきやすい九九の共通点、暗唱と意味理解を並行させる家庭での進め方をまとめました。
時計の読み方の教え方 ― 「長い針が3なのに15分」の壁を越える
時計の読みは、文字盤の数字と実際の分がずれている(3の位置が15分)という、算数で初めての「二重の目盛り」です。つまずきの正体と、生活の中で身につける手順をまとめました。
長さ・かさの単位の覚え方 ― 換算より先に「量の感覚」を作る
「1L=10dL」は覚えたのに問題になると解けない。単位のつまずきは暗記不足ではなく、1dLや1cmの「実感」が無いことが原因です。家庭で量の感覚を作る方法と、換算のコツをまとめました。
あまりのあるわり算のつまずき ― 「あまりが大きすぎる」まちがいの直し方
「17÷5=2あまり7」のようなまちがいには明確なパターンがあります。あまりのあるわり算でつまずく3つの原因と、九九との関係、文章題での「あまりの解釈」までをまとめました。
分数の導入でつまずく理由 ― 「2つに分けたから2分の1」ではない
分数のつまずきは3年生の導入期に始まっています。「等しく分ける」の見落とし、「何の2分の1か」の混乱、大小感覚のずれ。後の通分・約分まで響く土台の作り方をまとめました。
小数の位取りのつまずき ― 「0.7+0.5=0.12」を防ぐ
「0.7+0.5=0.12」「2.5×10=2.50」。小数のまちがいは位取りの理解不足から来ます。0.1を「1を10等分した1つ分」として捉える教え方と、学年ごとの押さえどころをまとめました。
割合が分からない子への教え方 ― 「くもわ」の前に「1とみる」
割合は小学算数で最大の難所です。公式の丸暗記(くもわ)が効かない理由と、「もとにする量を1とみる」感覚の作り方、百分率・歩合への広げ方を順にまとめました。
文章題が解けない子の共通点 ― 「計算はできるのに」の正体
計算プリントは満点なのに文章題になると手が止まる。原因は読解力という漠然としたものではなく、特定できるつまずきに分かれます。タイプ別の見分け方と家庭での手当てをまとめました。